日本アフリカ大学教育交流の新地平-日本・アフリカ大学教育交流ミーティング2022-TICADⅧサイドイベント(第7回実施大学会議)を開催しました。

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2022年8月24日、京都大学は東京外国語大学とともに「日本アフリカ大学教育交流の新地平-日本・アフリカ大学教育交流ミーティング2022-TICADⅧサイドイベント(第7回実施大学会議)」をオンラインで開催しました。本ミーティングは、両大学が文部科学省の支援の下で実施する「世界展開力強化事業―アフリカ諸国との大学間交流形成支援―」の一環として開催され、日本から20大学、アフリカから14大学、その他17団体から計119名が参加しました。

本ミーティングの第1部はアフリカで活躍している日本人教員による日本語セッションとして、第2部はアフリカと日本の8大学が参加する英語によるセッションとして行われました。第1部では文部科学省からの挨拶に続き、プロテスタント人文・社会科学大学、エジプト日本科学技術大学(E-JUST)、ジョモ・ケニヤッタ農工大学の日本人教員から各大学の概要、教育内容および日本との協力関係などの紹介がありました。第2部では、南アフリカ共和国の南アフリカ共和国高等教育評議会のウィトフィールド・グリーンCEOの挨拶に続き、アフリカと日本の8大学が各自の大学の特色、教育内容、日本・アフリカ間の交流などについて英語で紹介しました。ガーナ大学、東京外国語大学、芝浦工業大学、国際大学、東京農業大学、ジョモ・ケニヤッタ農工大学、プレトリア大学、ザンビア大学の順に発表し、各大学への質疑応答などはチャットにより実施されました。ガーナ大学、ザンビア大学は事前録画による発表となりましたが、担当者が本ミーティングに参加し、質疑応答に参加するなど、アフリカと日本の大学関係者及び学生など様々な参加者の間で活発な交流が行われました。

最後の閉会挨拶で重田眞義京都大学大学院アジアアフリカ地域研究研究科特任教授は今後、日本の大学とアフリカの大学が交流を強化していくことの重要性を説明し、本事業および今回のミーティングが情報交換の役割を果たすことを期待すると述べました。