「第3回日本アフリカ高度専門人材育成支援委員会/外部評価委員会兼第11回実施大学会議」を開催しました(2023年12月6日)

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 京都大学は東京外国語大学とともに、文部科学省が支援する「大学の世界展開力強化事業-アフリカ諸国との大学間交流形成支援-」プログラムを実施しています。2023年12月6日、同事業における第3回日本アフリカ高度専門人材育成支援委員会/外部評価委員会兼第11回世界展開力事業実施大学会議を、ハイブリッド方式で東京の京都アカデミア・フォーラムで開催しました。日本アフリカ高度専門人材育成支援委員会から委員、同事業を実施する10大学から合わせて50名が参加しました。

 冒頭で、文部科学省高等教育局の植村正樹参事官(国際担当)付参事官補佐が挨拶を行い、本事業を通じたアフリカ・日本間の人材育成に関するこれまでの実績及び期待を述べました。

 引き続き、外部評価委員会が開かれ、独立行政法人国際協力機構(JICA)安藤直樹理事が委員長として司会を務め、各実施大学の代表者が、それぞれ世界展開力(アフリカ)プログラムの進展状況ついて報告しました。

 その後、認定NPO法人テラ・ルネッサンス、国連開発計画、日本貿易振興機構、一般財団法人あしなが育英会、世界銀行、豊田通商株式会社に所属するアフリカの専門家である外部評価委員から同事業への評価およびコメントがあり、意見交換が行われました。委員からは、各大学が多様な分野で専門性が高い教育を実施していること、学生からフィードバックを受けていることなどについて評価が表明されました。また、次回のTICADに向けた大学からの情報の発信や、大学卒業以降のキャリア形成などの課題の指摘・助言がありました。