京都大学と東京外国語大学が実施する大学の世界展開力強化事業(アフリカ)「アフリカにおけるSDGsに向けた高度イノベーション人材育成のための国際連携教育プログラム」の第5回国際合同コンフェレンスを、2024年12月16日に京都大学稲盛財団記念館にて開催しました。
コンフェレンスは対面開催とオンライン参加を混じえたハイブリッド方式で実施し、日本およびアフリカ諸国から、計12カ国20大学1団体より60名の学生・教員等が参加しました。今回のコンフェレンスでは、アフリカ世界展開力事業実施大学の宇都宮大学、長崎大学、広島大学、山口大学にアフリカから留学した学生7名による発表がおこなわれたことが特筆すべき点でした。
研究発表は口頭発表セッションとポスターセッションで構成され、口頭発表セッションでは計8カ国11大学の18名、ポスターセッションでは計8カ国10大学の18名がアフリカのSDGsに関連する研究について発表しました。
閉会式は、世界展開力強化事業(アフリカ)が実施した短期交流プログラムの閉講式を兼ねての実施となり、事業代表者である高橋基樹 アフリカ地域研究資料センター長による閉会の挨拶の後、各セッションの優秀発表者への表彰および修了証明書の授与が行われました。