京都大学と東京外国語大学が実施する大学の世界展開力強化事業(アフリカ)「アフリカにおけるSDGsに向けた高度イノベーション人材育成のための国際連携教育プログラム」の第4回国際合同コンフェレンスを、2023年12月18日に京都大学稲盛財団記念館にて開催しました。
コンフェレンスは対面開催とオンライン参加を混じえたハイブリッド方式で実施し、日本およびアフリカ諸国から多数の学生・教員等(対面では9カ国10大学47名、オンラインでは7カ国7大学から15名)が参加しました。なお、今回のコンフェレンスではアフリカ人留学生のもともとの所属先大学における指導教員が対面で1名、オンラインで3名参加できたことが特筆すべき点でした。
研究発表は口頭発表セッションとポスターセッションで構成され、口頭発表セッションでは計6カ国7大学の16名、ポスターセッションでは計5カ国5大学の35名がアフリカのSDGsに関連する研究について発表しました(共著者含む)。それぞれの発表の後には、それぞれの分野を専門とする教員との質疑応答が行われました。
閉会式は、世界展開力強化事業(アフリカ)が実施した短期交流プログラムの閉講式を兼ねての実施となり、事業代表者である高橋基樹 アフリカ地域研究資料センター長による閉会の挨拶の後、各セッションの優秀発表者への表彰および修了証明書の授与が行われました。