13名のアフリカ人留学生が、成田国際空港、関西国際空港へ続々と降り立ちました。コロナ禍によりアフリカからの来日が困難な時期が続いていましたが、今回は幸いにも京都大学まで全員無事に到着することができました。
13名は、文部科学省「大学の世界展開力強化事業」で京都大学に招聘された短期交換留学生です。「大学の世界展開力強化事業」にアフリカが対象地域となり、「アフリカ諸国との大学間交流形成支援」プログラムが開始されたのは、2020年度のことです。その一環として2020年度より現在まで、京都大学と東京外国語大学は、「Innovative Africa Program(IAfP)」というプログラムに取り組んでおり、アフリカの提携大学と学生の交換留学を実施することを通じて、持続可能な開発目標(SDGs)の実現を牽引する高度イノベーション人材を育成することを目指しています。
招聘された留学生13名は、京都大学IAfPオフィスのスタッフやアシスタントの協力・サポートを受けながら、京都での生活拠点となる宿舎に、それぞれ無事入居しました。彼らは、10月から12月までの約3カ月のあいだ、日本に短期滞在し、京都大学の学生・教員などと交流しながら学びを深めます。