2023年1月19日、京都大学は東京外国語大学とともに「第2回アフリカ実務組織・大学交流会」をハイブリッド方式でオンライン及び京都アカデミアフォーラムにて開催しました。
本交流会は、両大学が文部科学省の支援の下で実施する「世界展開力強化事業―アフリカ諸国との大学間交流形成支援―」の一環として開催され、22の企業・政府機関及び非政府団体、また17大学から計85名が参加しました。
冒頭で、ルラマ・スマッツ・ンゴニャマ 駐日南アフリカ共和国大使が挨拶を行い、アフリカとアジアの間の教育交流やパートナーシップの重要性を指摘しました。
本交流会には、アフリカ開発支援の第一線で事業を展開する株式会社三祐コンサルタンツ、認定NPO法人テラ・ルネッサンス、またアフリカの大学と研究・教育交流を行ってきた東京農業大学のそれぞれの事業を紹介しながら、学術や実務に貢献する高度専門人材について意見を交換しました。初めての対面開催となった本交流会では、名刺交換の時間も設けられ、大学と実務組織との間の交流を深める貴重な場になりました。
最後に東京外国語大学現代アフリカ地域研究センター/大学院総合国際学研究院センターの武内進一センター長・教授が、人材育成における大学と実務組織との連携の必要性を強調し、これからも同事業を通じて、日本とアフリカで活躍する高度人材育成に努めていくと述べました。