2023年12月6日、京都大学は東京外国語大学とともに「第3回アフリカ実務組織・大学交流会」をハイブリッド方式でオンライン及び京都アカデミア・フォーラムでの対面にて開催しました。
本交流会は、両大学が文部科学省の支援の下で実施する「世界展開力強化事業―アフリカ諸国との大学間交流形成支援―」の一環として開催され、17の企業・政府機関及び非政府団体、また16大学から計64名が参加しました。
冒頭で、ハジアリッチ秀子国連開発計画 駐日代表が挨拶を行いました。本交流会では、横河電機株式会社からアフリカ留学生の採用の必要性と実例を、国際協力機構(JICA)からアフリカ・日本間の人材育成の戦略が紹介された後、出席者の間で、高度専門人材の育成に向けた意見交換と交流が、学術と実務の垣根を超えて活発に行われました。なお、本交流会では、名刺交換の時間も設けられ、大学と実務組織との間のネットワークを広げ、交流を深める貴重な場になりました。
最後に東京外国語大学現代アフリカ地域研究センター/大学院総合国際学研究院センターの武内進一センター長・教授が、大学と実務組織との連携の必要性を強調し、これからアフリカ・日本間の人材育成は持続性と総合性が大事であると述べました。本会の終了後に情報交換会を設け、大学・実務組織間において、貴重な情報を共有し、親睦を深める会となりました。